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NPO法人Fine(ファイン)は、2004年に設立の際に「設立準備アンケート」を実施しました。


「カウンセリングが必要だ」と思ったことがあるか?の問いに対して、ある:335名(76%) 、いいえ:101名(23%)という結果が出ました。

カウンセリングが必要だと思ったことがありますか?

ある:335名(76%)

いいえ:101名(23%)

妊活や不妊の当事者たちは、話たり聴いたりする場を求めていました。妊活や不妊に悩む人がその悩みや不安を話し、聴いてもらうことで、自分自身がどうしたいのか、何を望んでいるのか、自分の力で乗り越えていくために伴走することが必要だと感じました。

しかし、日本ではカウンセリングというと、精神疾患や心の病の人が行くところというイメージもあり、抵抗を感じる人も多くいます。そこで、自らも不妊を体験したピア(仲間)であるカウンセラーの存在があれば、もっと多くの当事者に心のケアを提供することができると感じ、不妊ピア・カウンセラーの養成と、不妊ピア・カウンセリングの提供をスタートしました。

Fineの不妊ピア・カウンセリングは、倫理的法令遵守のもとご提供いたします。

カウンセリングとは…

カウンセリングと聞いて、何を思い浮かべますか?
辞書には「悩みを持っている人の相談にのって、解決のための助言を与えること」とあります。
専門家によるカウンセリングは、精神科医や心療内科医が行なうものと抵抗感を感じ、敷居の高さを感じてしまうかもしれません。専門家にやっと話ができたのに、カウンセラーは精神科医であるものの不妊の知識があるとは限りません。「でも、子どものいない人生にも価値がありますよ」「それは心がまだ子どもを迎える準備ができていないということなのかもしれません」「前向きに頑張りましょう」不妊に悩む多くの人たちは、このような言葉を求めているのではありません。

不妊ピア・カウンセリングとは…

NPO法人Fineが認定した不妊ピア・カウンセラーが行なうカウンセリングです。一対一の個別カウンセリング、複数名でのグループカウンセリングがあります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、対面の不妊ピア・カウンセリングは休止しています。
ZOOMを利用したオンラインによるカウンセリングをご利用ください。

不妊ピア・カウンセラーとは…

ピアとは仲間という意味。
Fineが認定した不妊ピア・カウンセラーで、自身がそれぞれ個人の不妊体験を持っています。

不妊ピア・カウンセラーの不妊体験は、一人目不妊、二人目不妊、不育症とさまざま。流産や死産を経験した人もいます。そして不妊を体験して妊娠、出産し、育児中の人、不妊治療を終結し夫婦二人の生活を選んだ人、養子や里子を迎えた人もいます。

自らも不妊を体験した不妊ピア・カウンセラーは一般的な言葉ではなく、不妊で感じる孤独や苦しさという情景を、相談者と同じ視線で見つめ、一緒に感じることができます。

不妊ピア・カウンセラーも自身の不妊の体験に悩みました。その悩みや気持ちへの向き合い方・付き合い方を学び、認定を受けた人たちです。

不妊ピア・カウンセラーも、自身の不妊体験に悩んできました。そして今も悩んでいるかもしれません。それを不妊ピア・カウンセラー養成講座を通して自分と自分の体験、気持ちを見つめる訓練をした人たちです。不妊の悩みや辛いと感じた感情に対しての向き合い方を学び、あなたの気持ちに寄り添い、その辛さを理解するために傾聴します。
孤独を感じ、誰にも苦しい気持ちをわかってもらえない経験をしたあの景色を一緒に感じ、あなたは何を大切に思い、どうしたいと願っているのか、あなた自身が持っている気持ちに気がついてもらえるよう、寄り添っていきます

© 2024 不妊ピア・カウンセリング