Fine認定ピア・カウンセラー倫理綱領

制定:平成21年9月 1日
一部改正:平成22年2月11日

NPO 法人 Fine(以下 Fine とする)は、Fine ピア・カウンセラー養成講座を修了して認定試験 に合格した、Fine 認定ピア・カウンセラーを対象として、カウンセラーとしての知識、技術の向 上、倫理性の維持に努めるため、本綱領を制定する。
また、Fine 認定ピア・カウンセラーは、日々進歩する不妊治療の中で、悩みをかかえるクライエ ントの人権に配慮し、尊厳を保ち、その忍耐強い伴走者たるべく、日々の研鑽をつむことを誓う。

第1条
Fine は、Fine 認定ピア・カウンセラーの倫理に関する諸行為について、その適正を期するために、 Fine 認定ピア・カウンセラー倫理綱領(以下本綱領という)を定める。

第2条 (人権への配慮)
Fine 認定ピア・カウンセラーは、社会人としての道義的責任を自覚しなければならない。常にクライエントの人権に最大限の配慮をし、それを尊重するとともに、個人の成長とその福祉に反しないよう、努力しなければならない。

第3条 (安全の確保と守秘義務)
Fine 認定ピア・カウンセラーは、高度の自覚と責任をもって、クライエントの心身両面の安全に 配慮し、その確保につとめなければならない。 職務上知りえた個人情報の保持には、細心の注意を払わなければならない。 それらの情報の第三者への提供や公表にあたっては、クライエントの同意を得なければならない。 ただし、その個人情報が、クライエントの生命の危機や違法行為にかかる場合は、この限りでは ない。

第4条 (Fine認定ピア・カウンセラーの職務)

  1. Fine 認定ピア・カウンセラーは、不妊当事者と専門医療者の間にあって、双方のコミュニケーションが、円滑に進むよう、協力・協働すべくつとめなければならない。
  2. その職務の遂行に当たっては、適切な場所、時間で行なわれなければならない。
  3. 不妊体験の精神的負担への社会的理解を深めるために可能な努力を行なう。
  4. Fine 認定ピア・カウンセラーである他の同僚の権利と尊厳を守り、ピア・カウンセリングという職務の発展に寄与する。
  5. 医師、弁護士、臨床心理士などの援助を必要とするクライエントについては、本人または家族の同意を得て、速やかに適切な専門職ないしは専門機関に委嘱あるいは紹介し、協力を求めなければならない。

第5条 (技術の維持向上)
上記の達成のため、Fine 認定ピア・カウンセラーは、常に自己の限界を知り、研鑽に励み、高度な知識の習得とカウンセリング技能の向上につとめなければならない。

第6条(金銭の取り決め)
職務上の報酬は、公正で適切でなければならない。

第7条(クライエントとの関係)
クライエントとの間において、職務遂行上、社会通念に反する関係を持ってはならない。

第8条 (綱領の保持)
Fine 認定ピア・カウンセラーは、常に本綱領の趣旨及び Fine の趣旨と会員規約を尊重し、遵守する義務を負う。 もし、この倫理綱領に抵触し、違反する行為や事実の疑義が生じた場合、Fine 認定ピア・カウンセラー倫理規定に定める裁定審議会において審議を受ける可能性がある。Fine 認定ピア・カウン セラーは Fine に対して、違反した可能性のある者(認定ピア・カウンセラー)に対する Fine 認定ピア・カウンセラー倫理規定による審議を要求することができる。

附則
本綱領は、平成21年9月1日より施行。平成22年2月11日に一部改正。

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